20歳で出会ったワイン
当時、友人との飲み会ではピッチャーを用意して飲めるだけ飲んだ若い頃。
世の中のよく言うピッチャーは「ビール」なんでしょうけれども、
何故か私の周りは「白ワイン」だった(笑)
20歳の頃はビールが苦手で今もさほど好きとまでは言わない。
汗を沢山かいた日に喉ごしを潤す1杯があれば満足。
若い頃ピッチャーで用意されてたワインは、もちろん良い代物では無かったよね。
ピッチャーのワインというものはとても危険で、ゲームなんかを始めて一度負けて、一気飲みっ!
なんてやり始めたら、負けの一途。。
思考もとてもアホになる(笑)
でもワインは好きだったのよね。
酔いはするけれど飲みやすかった(^^)
白から始めたこともあり、その後も白ワインを飲むようになり、
当時は甘めな白のドイツワインであるカッツやマドンナなんかを飲むのがちょっとした贅沢な日々。
もちろんロゼや赤ワイン、赤でも高いものをご馳走になる機会もあったけれど、
私の口には合わなかったのよ(笑)
味覚や趣向の変化
そんな私も35歳頃になると仕事先で数ヶ月に渡る研修を受けたとき、
過度のストレスと睡眠不足に陥り、
それが原因かは分からないけれど味覚が変わったのよね。。
普段の仕事も忙しいなか研修の内容も毎日すべきことがあり、睡眠を削る以外なかったのよね。
もちろん、そんな生活で何かアルコールを摂取なんてすれば即爆睡間違いなし(笑)
やるべきことが多い中では危険なアイテム。
当然の如く禁酒生活である(笑)
でも別にアルコール依存症って訳でもないし、飲まなくても問題なく。
普通に日々ノルマを頑張ってこなしつつ過ごしていたとき、
突然、体がハッとして、赤のしっぶ〜いワインが飲みたくなった!!
我慢できず、ちょっとフラフラ状態で酒屋に行き、買ったことのない赤ワインを選定。
そのとき手にしたのがどこの国のものかは覚えてないけれど、赤のフルボディを選んだのよね。
口にしたとき、慣れない味ではあるものの、飲みやすく美味しいと思った記憶。
元々フランスワインは酸味強くて苦手なのもあり、
白のフランスワインも飲んではいなかったのよね。
なので、当時の赤ワインのスタートはチリ産だったのかな?
曖昧な記憶だけどね。
ただ、そこからワインと言えば、チリ産の赤ワインばかり飲んでるのよ。
だからそうかなと(笑)
ブルーチーズも苦手だったけど、味覚が変わったことをいいことにチャレンジ!
チーズを口にした後に赤ワインを飲むことで、
鼻に抜けるブルーチーズの薫りに興奮したのを今でもハッキリ覚えてる(^_^)
赤ワインとブルーチーズは合う!こういうことだったのか!と。
とはいえ、ブルーチーズにはハマりはしなかったけど、
他のチェダーとか色々なチーズと赤ワインを合わせて食べるという楽しみを当時覚えたわ。
心躍るワインとの出会い
白ワイン自体はそんなに飲む機会は減ったけれど、
母から頂いた葛巻ワインの白やロゼも時には甘く美味しいものだった。
赤ワインは甘さは求めず、スッキリ飲めるものが色々な食事に合わせやすくて好むようになり、
今はチリ産のカルベネソーヴィニヨン、メルロー、シラーなんかを手頃な価格のもので頂くことが多い。
唯一のフランス産はボジョレー・ヌーヴォーくらい。
酸味もそんなになく、なんだかんだで毎年楽しみにはしてる(^^)
最近はインスタでフォローしている方の影響でピノノワールにも挑戦。
ピノノワールも有名なのはフランス産らしいわね。
それでもチリ産のお手頃なものを探したけど、
3種の品種別で売られたあるチリワインはピノノワールだけ完売されていたので、
酒屋の方におススメを選んでもらい、初めてのカリフォルニア産。
ほんのりの甘さと香りでジュースのような感覚はあるけれど、
キリッともしている飲みやすいワインだったわ。
そして数年前から宮城県でもワイナリーが増え、
秋保ワイナリー、了美ワイナリーと足を運んだわ。
まだ出来た頃なのもあり、そこで育てたぶどうでのワインは販売されてなかったけどね。
2つのワイナリーは試飲はできなかったから味は不明なまま購入。
普段飲むワインに比べると2倍〜3倍くらいお高いワイン。
特別なときに飲みたいよね(^_^)
そして、去年の夏に初めて訪れた川崎町にあるワイナリーのFattoria AL FIOREへ。
廃校になった小学校を新たに改装して、地元野菜の販売、レストランなどがあり、元体育館の場所にワイナリーがあるの。
そこで作られたワインが6~7種類ほど展示のように置かれ、それぞれの特徴などが紹介されている。
その中の1種〜4種が試飲でき、私は4種試飲で頂いたわ。
そこでのワインは今まで知るワインとは別モノで、
1つめは赤の発泡ワイン(初めてそんなものもあるのだと知った)
2つめはロゼワインだけれど、赤ワインのような風味のある飲み心地(初めての感覚)
3つめはオレンジワイン(白ぶどうの皮も含め赤ワインのように作るワイン)。
酸素に触れることで味が変化するとのことで、1週間かけて少しずつ頂くのもオススメとか。
4つめは記憶はないけど、多分高級な赤か白のワイン
オレンジワインは飲んでみたいとちょうど興味を持った時期でもあったけど、
売っているのを見たことがなく、どれも私には今までにない衝撃的な代物だったわ。。
お値段も普段買うワインの3~4倍ほどするもので、
このときは1本のみに絞れず、ロゼワインとオレンジワインを購入(*^_^*)
そして、今年の11月にまた川崎町のワイナリーへ。
基本的にぶどうの状態や気候かな?
色々な判断から作り方もそのときに合わせて変えているとのことで、
同じワインには出会うことは難しいというワイナリー。
そんなこともあり、また新たな心躍る出会いを求めて行ってきたのよ♪
今年の試飲は1.赤ワイン 2.オレンジワイン 3.高級ワイン 4.記憶が曖昧だけどシャルドネのワインだったかな?
今回の1.の赤ワインは今は福島の方が一時的に宮城でぶどうを作っていたとかで、
今は福島でぶどうとワイン作りを始めたから今回だけ飲める代物。
ぶどうは数種ブレンドしてるものだったかな?
味は良く知るような赤ワインだったわ。
2.のオレンジワインはデラウェアで作ったもので、香りは甘いのにホップみたいな風味のあるキリッとした味わいのワイン。
3.は厳選されたメルローのみで作られた薫りが本当に甘く、風味も深い味のマイルドで飲みやい代物。色も良かった。
木樽ではなく素焼きの樽?で作られたもので、空気の入りも絶妙な状態で作られたものだとか。
4.はシャルドネだけど、辛さはそんなに感じなかったような。。
最初の赤ワインのように元々ワインの産地ではぶどうのブレンドは当たり前のワインでもあるらしいけど、
売られているはワインの品種は一つで出してるものが殆どだよね~。
他、試飲していないオレンジワインは試飲したものより風味や香りが甘い感じのものらしく候補に。
赤が好きだけど、試飲したメルローは手が出ないお値段だったので候補のオレンジワインだけにするかと思っていたら、
男性のスタッフの方から、蔵からまだ未発売の商品を持ってきてくださり、
二週間後に販売予定の為まだラベルは無いけれど良ければと。
3のメルローからはじかれたメルローのみで作ったというワインを試飲させていただいたの。
3ほどでは無くとも、香りが甘く風味も文句なく美味しかった♡
高級なワインより4割ほどお求めやすい価格で(それでもお高いけれど)、
3年寝かせると高級ワインに引けを取らない味になるだろうと。
やばっっ!!
楽しみすぎるっ!!
左は去年の、真ん中は今年のオレンジワイン、右の黒ボトルがラベル無しのメルローワイン♡
メルローのラベルも見たかったな~。
昨年、この川崎ワイナリーで購入したこともきっかけでワインセラーを購入していた私♡
白、赤、ロゼ、そしてオレンジワインと今はあれど、
そういうものだけじゃない、
そして品種だけじゃないワインの楽しみ方ができるワイナリーとの出会い、
ワインとの出会い。
幸せすぎでございます♡
そして3年。。うふっ♡
もしかしたら、もっと寝かせちゃうかもね(笑)