メディカルハーブとは
ハーブは人の生活に役立つ香りのある植物の総称のことです。その中でハーブに含まれている成分を科学的に分析して美容と健康維持や増進に役立てていく自然療法です。
ラテン語で草を意味する「herba(エルバ)」に由来し、日本語では「香草」、「薬草」と訳されます。
一般的にハーブと言えば、ハーブティーや料理、ポプリなどが知られていますね。
ハーブの歴史は古くはるか昔から、ケガをすれば薬草をすり潰して塗り、病気になれば薬草を煎じて飲むなど貴重な薬草として自らを癒やしてきました。
人間は自然によって生命をつなぎ、特にその中でも植物の恩恵は大きく、日本にも「シソ・ショウガ・ニラ・セリ・ミツバ」などのハーブがたくさんあり、昔は、野山はもちろん身近にたくさんのハーブが日常に利用されてきていました。
ハーブは私たちの先祖が共に生きたものでもあります。

その後、ハーブには沢山の成分が含まれていることが分かり、特定の成分だけを抽出できるようになります。
抽出された特定の成分にはどのような作用による効果があるのでしょう。
植物の多くには殺菌消毒作用や抗菌作用を持つため感染症の予防や、鎮静作用によるリラックス効果、鎮痛作用による痛みの緩和などがあります。
薬ではありませんが、正しく使うことで体調管理や美容に役立てることができます。

アロマでも同じ効果があるのでは?と思われた方もいるかもしれませんが、ハーブから芳香分子を抽出したものがアロマです。
同じ植物から見て、ハーブとアロマで成分の変化はありますが、植物療法として組み合わせて利用することも多くあります。
メディカルハーブは機能性を持つ植物科学(フィトケミカル)成分を含み、その成分は1つではなく複数の成分によって成り立っているため、相乗効果によって心と体に働きかけていきます。
本来私たちが持っている自然治癒力を高めることや、健康維持により病気の予防に繋げてく身体作りをしていきます。